After the Working Holiday!!
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2.In Perth(3/6)
「〜なんかどんどんおもしろいヤツラが入居してきたぞ!〜」



最高のヤツラ

一人目はベトナム人の男、Anhでした。
こいつはとにかく
にぎやかなヤツでした。
しゃべっているか、歌っているかのどっちかでした。
Anhがいないと家中が静かになったものです。
僕の英語(Intonation = 発音)の先生でした。
「Yuki! "Walk"と"Work"の違いはこうだよ!」みたいな感じで。
テレビを見て一緒に笑い、一緒に歌い、一緒に語り合った、
最高にいいヤツでした。

二人目はロシア人の男、Vitalyでした。
こいつはとにかく
すべてがスローなヤツでした。
行動もスローですが、話し方もスローでした。
でもアメリカの名門大学を卒業し、金を大学からもらってUWAで
勉強していたので、頭の回転は速いらしく、超超超エリートです。
僕の英語(Vocabulary)の先生でした。
「Vitaly! これってどーいう意味?」みたいな感じで。
ギターを持っていたので、よく借りて
インスト曲を作曲し合い、作曲の腕を競い合いました。
最高にスローなヤツでした。

三人目は韓国人の女の子、Sueでした。
このコはとにかく
がんばり屋で、思いやりがあるコでした。
すごく話しやすかったので、いろいろ話しました。
なんでも話せる同年代の親友という感じでした。
僕の英語(Speaking)の先生でした。
「Yuki! 人の真似をすると英語がうまくなるよ!」みたいな感じで。
最高に信頼出来る子でした。

四人目はシンガポール人の女の子、Tinaでした。
このコはとにかくかわいいコでした。
目がクリクリッとしていて、背が低くてネコみたいでした。
シンガポールなまり(Singlish?)なのか、OK La!みたいに
最後に「ラ〜」とつくので、影響されたAnhと僕はすべてに「ラ〜」を
つけてTina語を真似ていました。
「Shit La〜(シッラー)!Yes La〜!No Worries La〜!」みたいな感じで。
最高にキュートな子でした。

五人目、六人目は一緒に来ました。
インドネシア人の男、DonnyとRioでした。
こいつらはいっつも一緒でした。部屋も一緒。
なにをするにも一緒なので一時二人の「ホモ説」
シェアメイトの間で流れました。二人は絶対そんなことないって
全否定していましたけど。イスラム教のお祈りと、学業に必死な
最高にマジメなヤツラでした。

最後の七人目は日本人の女の子、Sayokoでした。
車雑誌の出版社で勤めた後、英語勉強のためにパースに来ていて、
見習いたくなるほどの、物事に対する向上心&好奇心がありました。
実は僕の料理の先生でした。
いろいろ技術を盗ませていただいて…。
小麦粉とバターと牛乳から、シチューを作れるまでに育てていただいて、感謝。
最高に見習える人でした。



結局オージーはひとりも来なかったけど、
そんなことど〜でもいいくらい最高のメンバーでした。
よくこんなに個性がバラバラの人間が集まったもんだと。



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