After the Working Holiday!!
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2.In Perth(2/6)
「〜友達はいないし、身体は壊すし…。マジここで死ぬかも…。〜」



さて、この一軒家。

当時Andrewが新しく買い取った家で、これから
ちょいと改造を入れて本格的に住居人募集をかけるところでした。

僕はとりあえず、ここに住み始めました。
でも、初めの2週間は孤独で死にそうになりました。

だって二階建ての一軒家には、僕以外誰もいなかったし
友達はメルボルンだし。
ギターもメルボルンに置いてきたし。
初めはテレビもなかったし。

この時はなんか「自分が持っている全てを失った」気分になりました。

話し相手は庭にいるカエル君たち
時々来る明るい中国系オーナーのおっちゃん、Andrew。

楽しみは一人で飲むビールか、ソージュという韓国の酒でした。
普段はあまり飲まないんですが、この時期は飲む量が増えました

Victoria Bittar



そしてパース生活、始めの2週間で病院2回行きました…。

1回目は、体中がダルくなり、明らかにおかしいと感じたためです。
お医者さんに食生活を聞かれました。

僕:「メルボルンからパースの旅路3日間は1日3食フィッシュ&チップスでした」
お医者さん:「野菜を取りなさい」

2回目は、口の中に口内炎が出来て、我慢出来なくなったためです。
お医者さんに食生活を聞かれました。

僕:「最近はラーメン中心です」
お医者さん:「野菜不足です」

ここから初めて、料理の勉強、自炊を本格的に初めました。
本気で生命維持の危機を感じたので。

身体は正直だ。ここでやらんと身体壊してマジで死ぬ、って。

身を持って「全てを失い」「生命の危機」を体験すると、人間強いモンです。
不思議と怖いものがなくなり、逆に、なんでもこいやーーみたいな気分になりました。

ニンジン、ジャガイモ、玉ねぎ、キャベツ、鶏肉を買ってきて
とりあえずなべにぶち込んで、醤油とコンソメで味付け。
ビックリするくらいおいしかったです。



そんなこんなで体調&料理と格闘していると、
どんどんシェアメイトが入居
してきました。

こいつらとパースで出会わなければ、
ここでの生活はなかったってくらい、お世話になりました。




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