After the Working Holiday!!
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4.In Tasmania(5/7)
「〜どうにか仲直りさせようと奔放した5日間。〜」



それから5日間くらいは、ベンとメリッサの家でお世話になりました。
とても離婚騒ぎを起こしている場所に住んではいられないだろうと
ベンとメリッサが泊めてくれたのです。

第一おっさんフィルが奥さんビッキーに家から追い出されてしまったので
僕が住んでいた離れ小屋を提供するしかありません。

その間僕らはフィルとビッキーの仲をなんとか修復させようと努力しました。

一日数回ベンとメリッサが、ビッキーのところへ行き説得し、
僕はフィルのところへ行き、いろいろと話し合い、奥さんのビッキーに謝るよう
説得を続けました。

ただビッキーはあの人が謝れば許してもいいと言ってるのに対して、フィルは、

フィル:「あの女はどーたらこーたら、うんたらかんたら」
フィル:「俺の芸術をわかっとらん!!ぴーちくぱーちく」
フィル:「ボケぐわぁーー!!!」

とか、僕に今までのウップンをぶつけるだけで、話は平行線のままでした。

僕:「いや…。わかりますけど、とにかく落ちつきましょうよ…」



ビッキーに浴びせる罵詈雑言をなんで俺が浴びなければならんねん。

…なんてこと考えつつも、まぁ、フィルも自分が悪いと気付いてはいるので、
その時は危機的状況ではあるけれども、
いずれ時間が解決してくれるだろうとは思いました。

時間はかかるかもしれないけど。

ただその間、ずっとベンとメルの家でただ飯食わしてもらうわけにもいきません。
二人はいつまでいても全然かまわないんだよと、かなりありがたいことを
言ってはいたのですが、僕は新しい農場を探すことにしました。

5日間程度お世話になった後、僕は新しい農場を見つけ
旅立ちました。

ちなみに次の農場へ旅立つ直前、フィルとビッキーはなんとか仲直りしました。
めでたしめでたしです。

仲直り後は、アホらしくなるくらいラブラブでした。

ラブラブの図

新しい農場を見つける前に仲直りしてくれよな〜〜〜とも思いましたけど。



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