After the Working Holiday!!
4.In Tasmania(2/7)
「〜生き延びるには労働するしかない!〜」
ちょうどその頃宿で一緒だった人から、住み込みで働く方法があることを
知った僕は、そういう農家を紹介している団体のオフィスに出向き
ガイドブックを入手しました。
その本にはフルーツピッキングという、果物の収穫関連の作業を手伝う
ための、農家の連絡先がたくさんありました。
しかし…
ガイドブックに連絡先がある近場の農家に片っ端から電話をかけても、
「今は仕事がないので結構だ」
的な、つれない答えしか帰ってきませんでした。
僕がタスマニアへ渡った1月ころは
フルーツピッキングの時期はちょうど終わって少ししたころだったのです。
確かにパースを出て旅してた11月頃には、フルーツピッキングをしてたっていう
肌がきれいな黄金色に焼けた元気な日本人と、何人か出会いました。
「さぁて♪いよいよ崖っぷちか〜〜〜〜…」と祈るように電話をかけた
最後の一件でようやくゲッツしました。来てもいいよという返事を。
翌日さっそくその場所へ旅立ったのでした。
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