After the Working Holiday!!
2.In Perth(6/6)
「〜このままパースに居続けるのも最高だけど、それだけじゃ…。そして旅立ち。〜」
ここパースで暮らすうちにだんだんと
"別のオーストラリア"
を見てみたいと思ってきました。
メルボルンとパースは、西洋人が作り出したオーストラリア。
それに対して、内陸、アウトバックはそのままのオーストラリア。
料理と英語の勉強もいいんですけど、そればっかりじゃ…ということで、
11月2日にTOEICを受験した後は、パースを旅立つことを決めました。
学生と違い、場所にとらわれないのがワーホリのいい所ですからね。
他の7人と違い、僕だけはパースだけに居続ける理由はなかったから。
でもここパースを旅立つ前の数日間は、さすがにつらかったです。
SueとAnhがよく言っていたんです。
Anh:「Yuki!英語出来るんだから、このままUWAの大学院に入学しちゃえよ!」って。
僕:「勉強嫌いだから!」ってはぐらかしましたけど。
Sue:「Yukiがいなくなっちゃうと、8人一緒に集まれることはもうないかもね」って。
僕:「多分、そうだね…」としか言えませんでしたけど。
なにせ多国籍軍みたいなシェアハウスだったし、
確かに皆がまた一斉に集まれることは、もう絶対ありえないでしょうね〜。
僕自身、国籍も年齢も違うけど、
7人もの、自分を成長させてくれるやつらと、
助け合い、くだらないことでケンカしながら、
一つ屋根の下で暮らすことなんて、ワーホリの中でも一生の中でも、
もう二度とないだろうな〜って思いました。
このことは、パース生活途中からなんとなく気付き始めました。
この時期は今しかないぞ、こんな時期は今しかないぞって。
そしてだからこそ、今でも10ヶ月間のワーホリの中で
ここパースでの約4ヶ月半が一番印象に残っている
のかもしれません。

前へ戻る
Myワーホリその時TOPへ