After the Working Holiday!!
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No.3 ワーホリで得るもの、失うもの
〜得るも失うも、その人の気持ち次第なのかな…と。



この前、こんなメールをいただきました。

「8年前からうさぎを飼っているんですが、
このうさぎをおいて、ワーホリに行くことは
出来ません。どうしたらいいのでしょうか?」


ワーキングホリデーに行く。とカンタンには書けますが
実際、このことを実行に移すには結構パワーがいります。

ワーホリに行く♪

この一言の裏には、ものすごい準備が伴なうのですね。
これはワーホリを経験した人や、これから予定している
人は、ものすごく分かることだと思います。

またワーキングホリデーは、最長1年間、母国の日本から
離れるために、いわゆるいままで自分が日本で築いてきた
すべての事柄について、1年間「ブランク」が出来ます。


自分がいままで日本で築いてきたもの。

まーー、いろいろあるでしょうけど、

○学歴
○仕事上の、キャリア
○友人や恋人等の、人間関係

とっても大雑把に言って、こんな感じでしょうか。

これらのことと、ワーキングホリデーを
天秤にかけることが、求められます。


ただ僕は今回、ワーホリで「得るもの、失うもの」という表現で
書いてしまいましたが、これも考えようによると思うんです。

例えば、足跡に残してくれた方にいますよね。

「ニューヨークの大学で演劇を学びたいから、ワーホリで英語を勉強しに行く」

この方の場合、ワーホリに行くことで自分の「学歴」を捨てていることには
なりませんよね。

また、メールをいただいた方に、こういう人もいました。

「将来海外で働きたいな〜と思っているから、ワーホリで外国生活を経験する」

この方の場合は、ワーホリに行くことで自分の思う「キャリア」を
今よりも積もうと考えているのだと思います。

上の方々の場合、「ワーキングホリデーに行く」ということは、
何かを失うどころか、ワーホリというチャンスを使って
さらに上を目指そうとしています。


少なくとも、ワーホリにおいて「学歴」とか「キャリア」とかは、
その人の考え方次第で、さらに得られるものがあるのでは
ないかと思います。

ワーキングホリデー制度の、ものすごく良いところですよね。

100人いれば100通りのワーホリがある。
ワーホリで何かを得るも、なーーんにも得ないのも、

すべて、ワーキングホリデーを実行に移す人次第であると、思います。

ただ、難しいのは、冒頭で述べたペットの例や、人間関係ですよね。
こればっかりは、「自分次第」とカンタンに言うわけにはいきません。

ペットは誰かに頼めば、なんとかなります。
友人とは、最長1年間は会えなくなるけど、メールでやり取りは出来ます。
恋人とは、最長1年間は会えなくなるけど、それは…、う〜ん…。

こればっかは、人それぞれ。っつうか、そのふたりによりますからねぇ。
僕から、「こうしたらいいですよ」とはカンタンには、ここで書けません…。


ちなみに当時の僕の場合は、失うものなんて
ほぼな〜んにもなかったんで気楽なもんでした。

っていうか、"失うもの"よりこれからワーホリで"得られる"であろうことに
ワクワクしっぱなしだったような気がします。


ワーキングホリデーで、ひとつだけ確かなこと。

「得ようとする意思がある限り、"日本では得られないもの"が"たくさん得られる"」

それだけは、絶対に確かなはずです。

そして、ワーキングホリデーで失うもの。
このことも、その人の考え方次第で、失いも失わないも
決まってくるんじゃないかって思います。

ワーホリだけじゃなく、何してても言えることだと思いますけどね〜。

(2004/03/09・記)



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