After the Working Holiday!!
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No.2 頼れるのは自分?エージェント?
〜 自分でもなんとかなる。エージェントはなにより安心。 〜



ワーキングホリデーをしよう!!

そう決めたはいいけれど、いざ行動しようとすると
何をしたらいいのかわからないって方々が多いみたいです。

そんな時に、頼れるのが「エージェント」

飛行機チケットから、語学学校から、ホームステイ先から、滞在国へ行ってからも
すべて手配してくれるサービス。

今って、いろんなエージェントがあるみたいですね。

僕もどのエージェントがいいんですか?
と質問をいただいたことがありました。



ただ、僕がワーキングホリデーをした時は
エージェントのお世話にはならなかったんです。

別に「エージェントなんかには頼らない!!」という反骨精神から
ではなく、単純に「頼れるお金」がなかったからです。

当時の大学卒業仕立ての僕に、そんな資金などありませんでした。

それと、日本にいる時、現地の情報をいろいろと集めるうちに
「現地にいってからでも出来そうだ…」と思ったことがありました。

日本にいる時に全て決めてしまうより、現地についてから
自分の目で見て学校とかを決めたほうがいいんじゃないか?
って、思ったんです。

ですから、こちらの質問は答えられなかったです。

申し訳ないです。

ただ、エージェントを使わなかった場合は、
どのようにして滞在先での生活を立ち上げたのか、
ってことは書けるので、興味ある方はみてください。



まず、飛行機のチケット。

僕は、インターネットで検索をかけて安いチケットを
見つけました。

「ワーキングホリデー 格安航空券 オーストラリア メルボルン」。

そうすると、ずらーーっとたくさん検索に引っかかります。
そして、その中から、一番良さそうなのを見つけました。

確かその旅行会社は、札幌にある、聞いたこともないような会社だったのですが、
ワーキングホリデー用のリターンチケットを販売していました。

確かに他と比べると安かったので、即効買いました。
そして後日、札幌からチケットが届きました。

東京にいる僕が、札幌の旅行代理店のチケットを買う。

インターネットって、すごいですよね。情報収集する上では
ワーホリしている時も、ものすごく役に立ちました。



出発の日、僕は「新東京国際空港」(まー、成田空港です)
で家族に見送られながら、飛行機に乗りました。

飛行機で揺られること、十数時間。
僕はオーストラリアはメルボルンの「Melbourne International Airport」
別名タラマリン空港、へ無事到着しました。

その足で、空港のInformation Centerデスクを探しました。

カンタンに見つかり、そこのデスクに座っているおねえさんに
こうたずねました。

「メルボルンの街へはどのようにして行けるんですか?」
"Excuse me. How can I get to the city of Melbourne?"

念のために、日本にいる時に買った旅行ガイドブックの
「メルボルンの地図のページ」を開いておきました。

こうすれば、もし万が一会話が通じなくても
指で指しながら、あーだこーだと会話が出来ると思ったからです。



実は日本にいる時に、いろいろ調べたんで、もうすでに知っていました。

空港からメルボルンへは、バス、電車、タクシー等
なんででも行けるってことを。

でも、インフォメーションセンターの人が教えてくれる方法。
つまり、現地でのホットな情報が1番良いと思ったので、
あえて聞いてみたんです。

そしたら、バスを紹介してくれました。

バス乗り場を教えてもらい、バスに乗り、メルボルン中心街へ行きました。

バスのチケットはバスに乗る前に、乗り場でチケットを買う、
前払いだったと思います。"To Melbourne Please!!"で
楽勝に購入できます。



そんなこんなでバスに揺られること1時間弱(だったと思います)。

メルボルン中心部のCoach Terminalへ着きました。

そしてその足で、日本ですでに予約しておいたユースホステル、
"Queensbury Hill YHA"へ向かって歩き始めました。

もちろん片手に旅行ガイドブックの地図のページを開きながら。

ちなみに、ユースホステルはインターネットからカンタンに予約できます。



メルボルンはオーストラリア第2の都市ですが、中心部の規模は
それほど大きくはありません。

旅行ガイドブックを見るとわかるんですが、メルボルン中心部は
いわゆる"四角"いのです。つまり大雑把に表現すると、
「"ナナメの道"はなく、"タテの道"か"ヨコの道"」のみです。
ですから、道も歩けばすぐ覚えます。

オマケに中心部も規模も、たいしたことないので、
バスターミナルから、普通に歩いていける距離に
初宿はありました。



無事に宿へたどり着いた僕は、カウンタのおっちゃんに

「こんちわ、僕はアライ ヒサユキです。日本人です。すでに予約済みです♪」
"Hello, my name is Hisayuki Arai. I'm Japanese. Already booked in Japan♪"

と言い、カンタンに部屋のカギをゲット出来ました。

日本の自分の部屋のベッドから、メルボルンの仮の住まいのベッドへ。

特にここへたどり着くまでに、大変だとは思いませんでしたが、
それでも、ベッドへ横になったとたんに

「フ〜、なんとかたどり着いたぞ〜〜〜」って思ったのを覚えています。

荷物はとりあえずロッカーにぶち込んで、ベットで少し休憩した後、
語学学校と、ホームステイ先を決めるために街へ繰り出すことにしました。

目的地は、メルボルンの日本人用の情報機関、「MTSC」というトコロでした。



「MTSC」では、無料で語学学校の紹介をしていただきました

メルボルンどころか、オーストラリア中の学校紹介をしていて
パンフレットとかも充実していました。

こちらで紹介していただいた学校の中から、1番良さそうな学校を決めて
申し込みをしていただきました。

紹介していただいた後、その足で直接申し込みをした語学学校へ行きました。

その語学学校はメルボルンの「AMES」という学校でした。
そして、ここでホームステイ先を紹介していただきました。

紹介手数料がかかったかはよく覚えていないんですが、
タダ、あるいは取られたとしても、納得のいく額だったのだと思います。

こんな感じで僕は現地へ着いてから、語学学校とホームステイ先を決めました。
すべて到着したその日に、すべて出来てしまいました。



かなり寄り道をしてしまいましたが、話を戻すと

エージェントを頼らずとも、ワーホリをスタートさせることは出来ます。
現地へ行ってからも、語学学校とかホームステイ先を探すのも
遅くはないと、僕は思います。

ただ、日本での下調べはかかせないです。
っていうか、これでもかってくらい調べられるだけ調べた方がいいです。
自分の不安要素がなくなるくらいまで、調べたほうがいいです。

調べるだけ調べたら、僕の場合はなんとかなりました。

逆に、エージェントに依頼すると手続きは簡単だし、なにより
余計な心配をせずにすむので、心に余裕は出来る
と思います。

ただ、決して安い買い物ではないので、エージェントに依頼する場合は、
いわゆる有名ドコロを何も考えずに選ぶよりも、
様々なエージェントを自分でよく調べて、考えた上で、
決める
ことが大切だと思います。



さて、あなたは自分でスタートさせます?それともエージェントに依頼します?
どちらにせよ、よ〜く考えてくださいね。

そして、エージェントに依頼するとしても、忘れてはいけないことは
エージェントは、すべてをやってくれるワケではないということ。

エージェントはワーホリをスムーズに始める手伝いをするだけで、
後は、自分で物事を進めなければなりません。

自分から動かないと、何もないのもワーホリです。

なにをするにも、準備は大切です♪



(2004/02/22・記)



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