昔よく聴いていた音楽、特に邦楽
(J-Popってやつです)に、ハマっています。
中学の頃、高校の頃、大学1,2年の頃。
いわゆる学生の頃、よく聴いていた曲たち。
キッカケはテレビのCM。
カゴメの野菜ジュースのCMだと思うんですけど、そこで
小沢健二の『愛し愛されて生きるのさ』という10年前の曲が使われているんですね。
このCM自体、とってもほのぼのしていて、自分の中でかなり大好きなんですが、
ここで使用されているオザケンの、この曲。
10年前、僕が16歳の高校生だったころの当時、もう毎日のように聴いていた
「青春の1曲」というにふさわしい曲なんですね。
んで、何気なく、この曲が入っているアルバムを
久しぶりに聴いてみました。
んで、ハマってしまいました。
もちろん懐かしいってのもあるんです。
それをよく聴いていた10年前の、色んなことを思い出す。
いわゆる記憶の引き出しってものに眠っていた
当時のど〜でもいいようなことまで、ふと思い出したりして、懐かしくなったり。
ただ今聴いても、新鮮味がある。
むしろ、当時聴いていたより、よりリアルに聴こえるんですね。
これはビックリでした。
■愛し愛されて生きるのさ<小沢健二>から。
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ナーンにも見えない夜空仰向けで見てた
そっと手をのばせば僕らは手をつなげたさ
けどそんな時はすぎて 大人になりずいぶん経つ
ふてくされてばかりの10代をすぎ分別もついて齢をとり
夢から夢といつも醒めぬまま僕らは未来の世界へ駆けてく
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あ〜、わかるわかる。
やっぱり10年前の当時より、人生経験を積んだせいか・・・?
まぁ、それからというもの、CDの棚に眠っていた、昔聴いていた曲を探り始めました。
中学の頃に聴いていた、Chage&Aska、B'z、BOOWY等々。
高校の頃に聴いていた、チェッカーズ、ユニコーン、スピッツ、小沢健二等々。
大学時代前半に聞いていた、中村一義、サニーデイ・サービス、山崎まさよし等々。
その他、当時流行っていたシングル曲たち諸々。
一番古いもので、浜田省吾の『悲しみは雪のように』。
他に中島みゆきの『空と君のあいだに』等々、あげればキリがなく。
今は、中村一義のアルバム『太陽』を通勤で、聴きまくり。
会社に行く間の、眠たーい、満員の通勤列車の中でも
とっても幸せな気分にしてくれるスグレモノです。
ひとつ気付いたのが、当時いいな〜と思って聴いていた曲って、
今の僕の音楽の趣味とは、微妙に違っていたりするんですけど
でもやっぱり、単純にいいな〜って思えることです。
不思議と落ち着けたりして、
やっぱり今まで聴いてきた曲って、今の自分に染み付いているんだな〜
と感じる瞬間ですよね。こう思えるってことは。
時間とともに、どんどん変わっていくものもあれば、
時間が経っても、変わらないものもある。
このことを自分の中に見つけた気がしました。音楽というもので。
当時いいな〜と思って聴いていた音楽が、今もいいな〜と思える。
そして、10年先も、20年先も、30年先も変わらずにそう思えて
いいな〜と思えるエリアが広がっていく。
ある意味、そんな歳の重ね方をしたいものです。
音楽だけじゃなくて、すべてのことで。
ABBA(アバ)っていうスウェーデンの歌手の曲に
「Thank You For The Music」ってのがあるんですけど、
その曲の歌詞にこういうのがあります。
■Thank You For The Music<ABBA>から。
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So I say
Thank you for the music, the songs I'm singing
Thanks for all the joy they're bringing
Who can live without it, I ask in all honesty
What would life be?
Without a song or a dance what are we?
So I say thank you for the music
For giving it to me
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音楽、歌っていいなぁ・・・。
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