After the Working Holiday!!
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Myカレイドスコープ
〜僕が、今、ふと思うこと〜



過去のKaleidoscope
2004/09/12『9.11』

昨日、テレビのドラマで3年前に起きたテロ(いわゆる9.11)
を題材にしたドラマが放送されていました。

「そっか〜もうあのテロから3年経ったのか〜」
「時間流れるの、はや・・・」

なんて思いながら、ついつい見入ってしまいました。
来週TOEICのテストをひかえているので、ホントならそれのお勉強でも
やっていればいいものを、机に向かう気があまりしなかったので、ついつい…。

で、ドラマに見入っていたのですが、やっぱり、うまく表現出来ないのですが
ただただ単純に、言葉を失ってしまいました。
テロの犠牲になった方々、または残された人達のあまりのやるせなさに。


フツーにいつも通りに暮らしていて、それである日突然、いなくならなくていいはずの
人がいなくなる。ぷっつりと、消えてしまって、2度と会えなくなる。

理由があんな理不尽なことで。

しかも当時、TVでガンガンその状況が実況放送されていたので、
ご丁寧なことに、二つのビルが崩壊する瞬間のライブ映像付きで。

そんなのが3年前に現実に起きたんですよ…。現実に。

もし大切な人が、あんな感じで、ああいう事件に巻き込まれて、
いなくなったとしたら…。

なんて考えていたら、TOEICの勉強忘れて、見入っていました。


ちょうど3年前のあのテロが起きた時期、僕は西オーストラリアのPerthにいました。
あの事件が起きたのを知った時のことを、未だに鮮明に覚えていたりします。

当時、Perthという街がとても気に入っていて
「残りのワーホリ期間、ここで暮らすのも悪くないな〜♪」なんて
平和ボケしていた矢先に、あのテロが起こりました。


当日(9月11日ね)の夜、めずらしく自分の部屋で英語の勉強
(といっても、新聞とニラメッコしているだけ)をしていた僕は、
コーヒーがなくなったことに気付き、台所に向かいました。

台所はTVのあるリビングルームを経て行くのですが、
そこのリビングで、シェアメイト達がテレビの前で釘付けになっているんですね。

僕ともう一人の日本人を除く、シェアメイト達は、
各国から豪州の大学に留学しているエリート揃いだったので、
その時間帯は、大抵みんな各自の部屋で勉強していて、いないんです。

ので、非エリートの僕と、もう1,2人くらいで、TVでも見ているという
時間帯だったわけです。

でも、その時はシェアメイトがほぼ、大集合。

僕が「ど〜かしたの〜?(What's the matter?)」とか聞くと
「大変なことになっている。戦争起きるかも…」

んで、TVを見ると、モクモクと煙を上げている映像が飛び込んできたわけです。

幸いシェアメイトの中に、「知り合いが巻き込まれた」とかいうのはありませんでした。


このテロは、ある意味、僕自身も結構影響を受けた出来事でした。

「人間、いつ死ぬかわからないから、出来るうちに出来ることをやっておこう」
みたいなことを、当時、感じました。

いつテロに巻き込まれてもいいように、というわけではありません。
別にテロじゃなくても、明日ポックリと逝ってしまうかもしれない、でもいいんです。
それに、別に死ぬ準備をするために日々暮らしているわけでもないです。

ただ、簡単に表現すると、こんな感じ。

「遠〜い将来、今を振り返った時に、後悔すると思うような生き方だけは、しない」
「人に迷惑をかけなければ、何やってもいい。前が見えなくてもとりあえず進めーー」


とか言いながら、上のことを実行するのはなかなか難しいことでもあるんですけどね。
臆病になったり、投げやりになったり、メンドかったりで、
まだまだ人間出来てないな〜と感じることが多々あり。

明日も「後悔しないため」会社に行くべきか、それとも「後悔しないため」代休をもらうか。
落としどころが、ムズかったりして…。

っつーか、おまえ迷わず会社いけよ!と自分に軽くツッコミ入れたりして
日曜日の夜は、いつもいつも更けていくのでした。


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